先輩メッセージ
ヘアメイクアップアーティスト
星野 加奈子
私がヘアメイクを目指そうと思ったのは中学の時で、そもそも幼稚園の卒業アルバムには美容師になりたいと書いてたくらい幼いころから美容師に憧れていたんですが、中学の時の親友が芸能の仕事をしていて、ヘアメイクという仕事があるのを知って、いつかはその友人のヘアメイクを自分が担当する!と約束してから、頭の中はヘアメイクになることだけを考えて、その夢を叶えるためにいろいろ計画をして行動していました。
たとえば実際に尊敬するヘアメイクさんに手紙を書いてアドバイスを頂いたりもしましたし、その中で、ヘアメイクになるなら美容師免許は絶対に必要だと教えて頂いて、早いうちから美容専門学校の体験入学に行って、高校2年の時にはすでに東美に決めていたんですが、選んだ理由は学校の雰囲気が良かったのはもちろんですが、何より東美は学費が安かったのが魅力で決めました。(笑)
でも学生生活は楽しかったですし、学園祭の後夜祭でみんなでダンスを披露したのは今でも楽しい思い出ですね。
ヘアメイクを目指す皆さんへ・・・
ヘアメイクは技術はもちろんですが、女優さんやスタッフの皆さんへの思いやりや気配り、ケアがとても大切な仕事です。現場に入れば関わる皆さんが気持ちよく仕事ができることによって素晴らしい作品につながります。
そのためのお手伝いもヘアメイクの大事な仕事なんですよね。なのでその事をしっかり理解しておくことが必要だと思います。
また、ブローやセットなどの基礎を美容室でしっかり身に着けておくことも忘れないでほしいですね。そして最後はやっぱり、自分の夢を強く持ち続けること。
これに尽きるんじゃないでしょうか。
LUCK HAIR / L&Co. 代表
キクチ タダシ
ヘアメイクの仕事に興味を持ったのは高校3年生の頃。
その頃はファッションや音楽、芸能関係にも興味があって、ヘアメイクならこういう世界に関われると思ったのがきっかけでした。
実際にこの仕事に携わって感じるのは、自分の感性や技術を通して人に喜んで頂けることは幸せなことだなと。
TVや雑誌で自分の作品を見たときはもちろん嬉しいですが、何より、この仕事を通じてたくさんの出会いがあり、人間的にも成長できたのがうれしいですね。
ヘアメイクアップアーティストを目指すみなさんへ・・・
音楽、映画、本など、いいものにたくさん触れて完成を豊かにしてほしい。
そして、自分なりの個性を磨いてください。
ヘアメイクという仕事はやりがいのある仕事ですから、失敗を恐れずに頑張ってほしいですね。